埋もれた名盤 チェコ編

COLLEGIUM MUSICUM Continuo  OPUS/CZECH

チェコのELPといわれたコレギウム・ムジカム。このアルバムではリーダーでキーボーダーのマリアン・ヴァルガに加え、vo&g、g、b、dsと5人編成になり、キーボードも以前のようなオルガン中心ではなく、ムーク・シンセサイザーを駆使し、よりシンフォニックロック色が強く、個人的にはELPの亜流であった頃よりもこの時期のシンセを多用したこの頃の方が良いと思う。しかし、コレギウム・ムジカムもそうですが、SBB、ニーメン、Mエフェクト、シンコピー、ソラリス、オートグラフ等の東欧アーティストのムーグシンセの使い方は大好きです。


M EFEKT 33  1981  
チェコ盤 SUPRAPHON/CZECH 1113 2897

当初はRadim Hladikのギターを中心としたロックを演奏していたが、後期の音になるとSBBのようなシンフォニックな要素が突出してくるが、このアルバムは更に後期の作品となる。編成もvo&key,g,dsとSBBと全く同じ編成。しかし、当時の東欧の作品にはベースレスでシンセでベースラインをカバーするというパターンをよく好むのだろうか?
シンコピー復帰のために脱退したOidrich Veseleyに代わり、初期のメンバーであったLesek Semelkaが参加し、渋い歌を聴かせるが、79年の作品ではOldrichとLesekのツイン・ボーカル、ツイン・キーボードでおまけに例によってベースレスの重厚なムーグシンセによるベースという編成。
Mエフェクトの諸作品の中で本作は地味な存在だが、幾分シンプルながらも時折みせる叙情に怒涛のように押し寄せるギターソロなど聴かせどころが充分にある。


SYNKOPY Slunecni Hodiny 1980
チェコ盤 PANTON/CZECH 8113 0078

いやあ、これは凄い。生涯の愛聴盤です。シンコピーは初期のシンコピー61と名乗っていた時期に評価や話題は集中するようだが、これこそソラリスやシュテルン・コンボ・マイセンと並び東欧シンフォニック・ロックの金字塔的作品。最近、念願のCD化!! アナログ盤はあまりにもヘビーローテーションのためにVG+くらいのコンディションになりました。
畳みかけるように次から次へと叙情的な世界が襲いかかるシンフォニックロックファン必聴。針を落として(最近はこういう表現も懐かしいですね)ものの数分でもうノックアウトでした。これぞ東欧プログッシブの魅力満載。但し、vo のOldrich Veseleyの声が渋すぎる気がしないでもないが、ブリティッシュ・ロックよりも東欧ロックの方に魅力を感じてしまう(プログレファンの間で評価の高いSpringやKestrel,England,PattoよりもEast,SBB,Niemenの方がいいと思えてしまいます)人には(そんな人いたらメール下さい!!)たまらないでしょう。最近念願のCD化実現!!